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作成: 2024-02-05
作成: 2024-02-05 09:24
済州島(チェジュド)を舞台にした韓国ドラマ「ウェルカムトゥ サムダリ(Welcome to Samdal-ri)」をご紹介します。
JTBC ウェルカムトゥ サムダリ 公式ホームページ
韓国ドラマ「ウェルカムトゥ サムダリ(Welcome to Samdal-ri)」は、韓国の済州島を舞台にしたドラマです。済州島で生まれながらも、島を出てソウルで暮らしたいと願っていた主人公のチョ・サムダルは、ファッションフォトグラファーとして成功し、夢にまで見たソウルでの生活を始めます。彼女はファッションフォトグラファーとして忙しい日々を送っていましたが、予期せぬ出来事に巻き込まれ、ソウルでの生活を諦め、再び故郷の済州島に戻り、元カレのチョ・ヨンフィと再会します。
JTBC ウェルカムトゥ サムダリ 公式ホームページ
チョ・サムダル役は、女優のシン・ヘソンが演じています。シン・ヘソンは、2012年のデビュー以来、「オー・マイ・ゴースト(Oh My Ghost)」「彼女は綺麗だった(She Was Pretty)」などで助演を務め、知名度を高めた後、「青い海の伝説(The Legend of Blue Sea)」「秘密の森(Stranger)」などのドラマに出演し続け、現在は主演女優として活躍しています。特に発音が正確な女優として知られており、どんな役柄も違和感なく演じ、演技力も認められている女優です。今回のドラマ「ウェルカムトゥ サムダリ(Welcome to Samdal-ri)」では、外見はしっかりしているように見えるものの、人生の波乱を経験し、逃げるように故郷に戻ってきた複雑な心境のキャラクターを演じています。
JTBC ウェルカムトゥ サムダリ 公式ホームページ
チョ・サムダルと幼少の頃からの友人であり、元恋人でもあるチョ・ヨンフィ役は、俳優のチ・チャンウクが演じています。チ・チャンウクは、「ソル薬局の息子たち」「笑ってトンヘ」などのドラマに出演し、人気を獲得した後、「奇皇后(Empress Ki)」「武士ペク・ドンソ(A warrior, Baek Dong-Su)」などの時代劇をはじめ、「THE K2」「Suspicious Partner(怪しいパートナー)」「アンナラスマナラ(THE SOUND OF MAGIC)」などのドラマで主に活躍しています。今回のドラマでは、済州島気象庁の予報官チョ・ヨンフィを演じ、済州島を離れたいと思っていたチョ・サムダルとは対照的に、済州島に残り、済州島を守りたいというキャラクターを表現しています。初恋のチョ・サムダルを今も愛しているチョ・ヨンフィが、チョ・サムダルと再び愛を育むことができるのかが焦点となりますね。
ユネスコ、海女博物館
「ウェルカムトゥ サムダリ(Welcome to Samdal-ri)」は、済州島を舞台にしています。韓国最大の島である済州島は、観光地として有名です。登場人物の母親たちは、済州島で海女として働いています。海女とは、女性たちが生計のために、酸素マスクなしで最大水深10メートルまで海に潜り、様々な海産物を採取する文化のことです。韓国の済州海女文化は、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。「ウェルカムトゥ サムダリ(Welcome to Samdal-ri)」では、済州海女文化も垣間見ることができます。
JTBC ウェルカムトゥ サムダリ 公式ホームページ
ソウルは、人口密度が高い都市として有名です。韓国は、ソウル、京畿道、仁川などを含む首都圏に人口が集中し、地方は疎外されるという社会問題を抱えています。そのためか、多くの人が、人混みと騒がしいソウルを離れ、地方での生活を夢見ています。このような人々の願いは、ドラマのような作品の中でも多く見られます。近年、地方での生活を描いたドラマが人気を集めているのも、こうした傾向によるものかもしれません。「海岸村チャチャチャ(Hometown Cha-Cha-Cha)」、「私たちのブルース(Our Blues)」などがその代表例です。
ドラマ「ウェルカムトゥ サムダリ(Welcome to Samdal-ri)」は、Netflix、TVINGで視聴できます。
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