1. 멸치칼국수

白い韓国ラーメンの中で最も認知度が高いと思われる、멸치칼국수。韓国料理のカルグクスを模倣して作られたラーメンで、澄んだスープが特徴です。カルグクスは元々辛い料理ではないため、멸치칼국수も辛くありません。しかし、栄養成分表を見ると、ナトリウム含有量が1,790mgで、1日の基準値の90%も含まれています。そのためか、調理法に記載されているように、550mlの水を入れて煮込むと、少し塩辛いように感じる場合があり、卵を入れて食べるケースが多いです。

乾麺を使用しているため、他のラーメンに比べてカロリーは低めです。しかし、そのためか、1袋ではお腹いっぱいにならないと感じることがあります。不足分を補うために、멸치칼국수を作った会社農心では、「멸치칼국수粥」レシピを公開しました。食べ終わった後、少しスープを残して、ご飯、卵を入れて中火でかき混ぜると、お粥のように食べることができるそうです。

• 総内容量 98g、360kcal
• 5個入 4,730円
  
  

2. 백짬뽕

四川 백짬뽕も乾麺なので、カロリーは低めです。白い짬뽕をモチーフにした 백짬뽕は、辛い味が全くないとは言えませんが、辛いとも言えません。韓国人であれば、ほとんど辛さを感じない程度ですが、辛いものに敏感な人が食べると、ピリ辛だと感じるくらいの味です。牡蠣とネギを使ったと広告しているのですが、牡蠣の味というよりは、牡蠣ソースの味が少し感じられる程度です。멸치칼국수よりは少しピリ辛で、油っこくありません。

• 総内容量 94g、345kcal
• 4個入 5,390円
  
  

3. 나가사키 짬뽕

나가사끼 짬뽕は、名前の通り、日本の長崎ちゃんぽんを模倣して作られた商品です。ただし、日本の長崎ちゃんぽんは全く辛くないのに対し、このラーメンは辛さを感じます。白いスープだからといって、辛くないと勘違いしてはいけません。上記で紹介した멸치칼국수や 백짬뽕よりもスープが白っぽく、 백짬뽕よりも海鮮の含有量が少ないため、海鮮の味が薄いです。ナトリウムは1,670mgで、上記の2つのラーメンに比べて少ないですね。

• 総内容量 115g、475kcal
• 5個入 4,730円
  
  

4. 꼬꼬면

実は韓国の白いスープラーメンの始まりは、この「꼬꼬면」でした。あるバラエティ番組で、コメディアンのイ・キョンギュが料理コンテストに出品したものを商品化したもので、番組を見た人たちが好奇心から食べ始め、人気となりました。番組に出演したという理由だけであれば、一瞬のブームで終わっていたでしょうが、꼬꼬면の味にハマった人たちが買い続け、韓国で白いスープラーメン市場がオープンし始めます。しかし、数年人気が続いた後、ある時期から冷めてしまったのが、꼬꼬면の悲しい事情… しかし、꼬꼬면はマニア層を形成し、現在でも安定的に販売されています。アメリカのウォルマートでも販売されているそうです。

• 総内容量 115g、490kcal
• 5個入 4,780円